セミナーの案内が多く届くようになりました
最近特に、ゴッドハンドといわれる人?のセミナーの案内がメールで多く届くようになってきました。
少しでも、多くの患者さんに喜んで頂きたいという思いから、毎回盛況のようです。
実は、私ももしかして私の知らない世界がるのではないかと思い、何回か受けさせていただきました。
宣伝文句は非常にすごくて、ほんの数秒であらゆる症状を解消させることが出来るなどと謳っています。しかしながら、現在も使用している施術法は、1つのみで、この矯正法も日ごろの矯正法の補助として時々使用している程度に過ぎません。
本当に悩んでこれからも施術家としてやっていこうと思っている人たちを食い物にしているようにしているとしか思えません。
現在、私は、オステオパシー・スティル・テクニックをメインに矯正をしていますが、これを超える施術法に出会ったことがありません。
スティル・テクニックの唯一の欠点は、動かしてしまうため、ぎっくり腰のように動かすことで炎症を強めてしまう可能性が高い人には施術ができないことです。
補助として使用しているのが関節マニュピレーション・テクニックです。こちらも非常に優れた施術方法ですが、全ての関節について矯正ができる訳ではないのが欠点になります。
スティル・テクニックの長所は、座位で矯正ができることで、椅子が一つあればどこででも矯正ができることと、関節の矯正のみならず、筋肉の矯正、椎間板の矯正等ができる点です。
座位で矯正ができるということは、妊婦さんなどうつ伏せになることが困難な方への施術が可能になるということです。
基本骨盤矯正は、上向きで行いますが、考え方を変えることで、座位ででも骨盤矯正は可能になります。ちなみに、オステオパシーでの矯正は、座位が多いはずです。それは、検査法にあるからで、考え方は、屈曲制限か伸展制限か、どちらでもない制限かを検査する必要があるからです。うつ伏せではできないからです。
私たち施術家は、日々沢山の患者さんを触れることで沢山勉強させて頂いています。そして毎日、問題意識を持って日々取り組んでいくことが施術力を上げてくれることになるのではないでしょうか。

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