オステオパシーの矯正について
首肩こりや頭痛でお悩みの方も多くおられると思います。
オステオパシー的矯正について。
一般的に、カイロプラクティックでは、身体は建物と同じであると考えて、土台が歪むことにより骨盤、背骨、首の骨が歪むと考えられています。
しかしながら、カイロプラクティックでは、派閥があり基本理念が異なっているため、頸椎1がずれることにより脳からの命令がうまくいかないため、身体の不調が起きるという考え方のホールインワンテクニックや筋肉が弱ることで不調が起きるという考えのアプライドキネシオロジーなどもあります。
オステオパシーでは、基本理念が同じであり、後頭骨や頸椎がずれることにより脳からの命令がうまく伝わらないという考え方ですが、私としては、上から糸で釣っている操り人形で、上が捻じれていることにより背骨や骨盤に歪みが生じていると考えた方が分かりやすく感じます。
その為、カイロプラクティックでは、下から上、骨盤から後頭骨にへと矯正を行っていき、オステオパシーでは、上から下、後頭骨から骨盤方向へと矯正をして行きます。
ちなみに、オステオパシーでは、骨盤は腰椎がずれることの代償作用としてずれていると考えられているため、骨盤の矯正の前に腰椎を矯正します。
カイロプラクティックでは、棘突起がどちらにずれているかで表現をしますが、オステオパシーでは、椎体がどうなっているか、屈曲伸展、側屈(傾き)、回旋(ねじれ)で表現を行います。そのため、オステオパシーの検査は座位で行う方が行いやすく、私の場合は、矯正も座位で行っています。
座位での矯正の利点は、うつ伏せになれない妊婦さんや、横になる設備がない場所でも矯正が行えることです。骨盤矯正も座位で行うことが可能です。

写真は、座位での頸椎、首の矯正です。
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