カイロプラクティック・ガンステッド・テクニック
ガンステッド・テクニックは、カイロプラクティック・テクニックの1つになります。
カイロプラクティックには、いくつかの派閥があり枝分かれをして行きいくつかのテクニックが生まれています。
例えば、トムソン・テクニック、メリック・リコイル・テクニック、アクティベーター・メソド・テクニック、SOT、アプライドキネシオロジー、ディパーシーファイド・テクニック、HIOなど色々なテクニックがあります。

カイロプラクティックの各テクニックについて、どのテクニックが優れているとかいうことはなく、どのテクニックもとても特徴的で優れています。
施術家は、同じ目的をもって色々な方法で目的を達成しようとしています。他の施術家が、自分と違う思想、違う方法で施術を行っているからといって劣っているわけではなく、同じ目的、患者さんの症状を改善し人間の身体が本来持っている自然治癒力を蘇らせることを目指しています。
大切なことは、どんなに優れたテクニックであっても、確実に矯正を行えているかどうかということで、実際に、骨盤や頸椎、後頭骨の矯正が行えない施術家が多いのは、残念ながら間違いのないことなのです。
矯正が的確に行われていない場合は、あまり効果的でない施術となってしまいます。
有名な施術家のフィリップ・E・グリーンマンの言葉に「1種類の抗生物質しか手に入らないとき、感染症を治療する能力は損なわれる。それと同様に、1種類のマニュアル・メディスン治療しか使えなければ、有能なマニュアル・メディスン臨床家としての能力は明らかに損なわれる。」という言葉があります。
それは、それぞれのテクニックは非常に優れていますが、欠点があるのも事実で、より効果的な方法もあるかもしれません。
例えば、膝の痛みや四肢の関節の痛みなどは、トリガーポイントや筋膜リリースの方が優れているように思われます。

1つの施術方法が優れているからと言って、その施術法にこだわっていてはいけないように思います。
自然治癒力を高める施術方法としては、アクティベーター・メソド・テクニックが優れているように思います。それは、血液やリンパ、神経、脳脊髄液、経絡の流れを検査して矯正していくことに特徴があるからです。
今回、ガンステッド・テクニックについて書こうと思っていましたが、脱線してしまいました。次回に書かせて頂きます。
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