矯正に対する考え方
私がカイロプラクティック(以降カイロ)を始めたころは、何が何でも「骨の矯正がすべて」と考えていました。
そして、最初は学院で学んだ矯正を主に使っていました。
しかし、学院で学んだテクニックは、主に脊柱や骨盤の矯正で、四肢の関節の矯正は含まれていませんでした。
そこで出会ったテクニックが、アクティベーター・メソド・テクニック(以降アクチベーター)でした。
一般的な矯正法とは、矯正の考え方が大きく異なります。
一般的なカイロや整体では、骨が歪んでいるから矯正をするという考え方ですが、アクティベーターでは、神経や血液、リンパなどの流れがスムーズでないから矯正をするという考え方になります。
そのため、一般的なカイロや整体とは検査方法が大きく異なり、再現性が高くなり、効果も高くなります。
また、矯正の力が弱いために、ポキポキいわせる強い矯正になれている方や強い矯正を望んでいる方には物足りなく感じるようですが、安全性が高く安心して施術を受けて頂くことが出来ます。
アクティベーターでは、脊柱や骨盤の矯正のみでなく、四肢の関節の矯正も含まれるため、四肢の関節の勉強をすることが出来ました。
肩や膝、足首、足、肘、手首等の矯正をして行くうちに、効果が長く続かなかったり、思うような効果が出なかったりすることがありました。
最初は、足の裏の痛みなどで悩まれていた方に、筋肉、トリガーポイントの矯正を行ったところ、効果が長く続くことが分かりました。
40肩や50肩の方の痛みについても、肩の矯正後、筋肉の矯正を行うことで大きな効果が得られるようになってきました。
膝の痛みについても、筋肉が大きく関係しているようで、筋肉の矯正をすることで痛みの軽減に大きな効果を得ることが出来ました。
もう1つ、面白い概念があります。それは関節の遊びです。関節に遊びを作ってあげることで、より大きな効果を実感して頂けると思います。

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