私の座右の銘
私の座右の銘と言えば大袈裟ですが私の好きな言葉です。論語だったり聖書だったり、人の言葉だったりとめちゃくちゃですがお許しください。
「心貧しきものは幸いなるかな」聖書の言葉ですが、ここでいう心貧しきものとは、いまだ自分は完全でなく至らないところがあるという意味で、まだ至らないところのある自分はまだまだ努力をして成長していく必要があると理解しています。
ずいぶん昔に読んだドストエフスキーの小説の中で、この言葉が出てきますが、自分は心が貧しい聖書にもこう書いてあるからいいのだという、言い訳に使っていたと思います。
「学びて時にこれを習う、亦よろこばしからずや」これは、もちろん論語の言葉です。この後に続きますが、私はここの部分が好きです。
私が、20歳のころ、目標もなく何をして生きていったらいいのか迷っていた時に、もしかしたら沢山の本を読むことで自分が変われるのではないかと思い、ドストエフスキー、サマセット・モーム、ソルジェニーティン、夏目漱石、太宰治、大江健三郎などの小説をほぼすべて読みましたが、変わることができませんでした。そんな中で出会ったのが、「学びて時にこれを習う、亦よろこばしからずや」でした。
学ぶということは実際に自分が沢山のことを経験することで、習うとは書物を読んで時々自分の学んだことに誤りがないか確認をすることだと理解しています。
まずは自分でいろいろな体験をしているうちに、いつの間にか自分の道も見えてきた気がします。

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