骨を強くするために
生まれたばかりの赤ちゃんの骨の数は、約350個になります。頭骨や背骨、仙骨や腸骨など離れていた骨が成長とともにくっついていくため大人になると数が減り、平均しておおよそ260個になります。
骨は中に細い血管が張り巡らされてていて、骨芽細胞と破骨細胞によって毎日作り替えられています。一年で入れ替わるのは身体の約2~3割程度ですので、全身の骨が入れ替わるのには3年ほどかかるといわれています。
このサイクルのことを骨代謝といい形成と代謝のバランスがとれていることで、丈夫な骨が守られています。加齢などが原因で作られる骨の量より壊される骨の量が多くなると骨密度が低下し、骨がスカスカの状態になり骨粗しょう症になってしまいます。
高齢になると骨折から寝たきりになることも多く、特に女性は閉経後に急激に骨密度が低下しやすく注意が必要です。
強い骨を作るためには、カルシュウムやビタミンDなどの栄養素も必要ですが、運動などにより骨にストレスを与えることも必要です。毎日運動を続けることで、骨密度も改善されますのでお勧めです。

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