オステオパシー・スティル・テクニック
オステオパシー・スティル・テクニックとは、オステオパシーの創始者であるアンドリュー・テイラー・スティル博士が、筋骨格系の矯正に使用していたとされる矯正法です。
スティルは、オステオパシーの原理や原則を教えて、自分が使用していた矯正法を弟子たちには教えていなかったためこの矯正法は、後世には伝えられませんでした。
1998年頃に、スティルのノートが発見され、それをもとにスティルの矯正法を現代に蘇らせる作業が行われました。
2000年に、甦らされた矯正法が世の中に公開されたのです。
2001年に、日本で紹介された矯正法になります。
私が勉強をしたカイロプラクティックでは、スラスト(骨をポキポキさせる矯正法)を伴うのが当たり前で、私には、こんな方法で矯正ができるとは信じられませんでした。試しに自分の首を矯正して確かに矯正ができることを確信をして、オステオパシー・スティル・テクニックの勉強、研究に励みました。
当時は、オステオパシー・スティル・テクニックの施術ができる先生が殆どおられず独学になりますがそのおかげで新しい発見や知識を得ることができたと思っています。

オステオパシー・スティル・テクニックによる頸椎の矯正です。
オステオパシーの矯正は基本座位になります。
それには理由があります。その理由は施術を受けることにより分かると思います。